業務システムのための上流工程入門 を読んで
目的
良いアウトプットをする為にコーディング能力は必要だがチームで動く場合は要件、仕様を固めて関係各所に共有するという能力が更に重要となってくる。
そのあたりの内容についてヒントとなる事が書かれていた。
全体の感想
入門というだけあり、前提知識無しで読むことが可能。
基本となる概念の説明 ↓ 具体的な上流工程の資料作成のテクニック ↓ 説明したテクニックを使った仮想案件でのセッション例
上記の流れで進むので入門から活用まで一通り学べる。
誰向けか
・上流工程の進め方を1から学びたいSE
・コーディング先行で激しく手戻りしてしまうプログラマ^^;
・プロジェクトメンバーに仕様をスムーズに共有するヒントを知りたい方
役立ちポイント
受託案件以外の自社案件プロジェクトでも非エンジニアを含むプロジェクトメンバーと仕様を調整したり共有したりする事が多々あり、伝わりづらくて悩ましい時が有る。
そのような場合でも書籍内の業務フローやモデリング、画面例のフレームワークが大いに参考になるのでそのままパクれば 採用すると伝わりやすい資料作成が出来ると思う。
- 作者: 渡辺幸三
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2003/10/17
- メディア: 単行本
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