あっさりと

ソフトウェアや技術話など諸々

書評

エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計 を読んで

全体の感想 理解の難易度が高めで分量が多い。 難しい理由の一つはコードを交えた具体例がほぼ無い事かと思われる。 実践ドメイン本やDDDやってみた系のリポジトリを参考にしつつ読むと良いかもしれない。 継続的なリファクタリングやドメインエキスパートと…

Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計 を読んで

全体の感想 事前の予想ではもっとテクニカルな内容かと思っていたが、大部分は筆者の50年に及ぶ経験(!)に基づく良いアーキテクチャの原則が語られている。 ちょっと昔話が多い気もするが体験談形式なので技術面のハードルが高い訳ではなく読みやすい。 ・重…

リファクタリング―既存のコードを安全に改善する― を読んで

はじめに 継続的にソフトウェアを改善するにはリファクタリングは欠かせないタスクである。 自分でも意識してリファクタリング作業は行っているが改めて体系的に纏まった情報を確認する事にした。 全体の感想 リファクタリングは多岐にわたる条件や構成の元…

業務システムのための上流工程入門 を読んで

目的 良いアウトプットをする為にコーディング能力は必要だがチームで動く場合は要件、仕様を固めて関係各所に共有するという能力が更に重要となってくる。 そのあたりの内容についてヒントとなる事が書かれていた。 全体の感想 入門というだけあり、前提知…

グラス片手にデータベース設計~販売管理システム編を読んで

全体の感想 販売管理システムを構築する時に基本的に網羅すべき事がわかる。 要求される事が多いパターンに応じた仕様構築や設計方針が詳しく記載してある。 要望 → 仕様 → データベース構成 と前後関係から理解しやすい内容となっている。 読者層 ・販売管…

SQLアンチパターンを読んで

説明不要なほど有名な技術書籍ですが自分なりの感想。 「良いと思った点」 具体例がわかりやすい 各章でそのアンチパターンが発生する背景となる具体例から説明が開始されておりかなり読みやすい。 具体的背景 → アンチパターンの見つけ方 → アンチパターン…